販売パートナー Appの概要と提供開始
「BASE」は、2024年夏に国内初のショップ間ドロップシッピング機能「販売パートナー App」をリリースします。この新機能は、ネットショップ作成サービス「BASE」を利用するショップ間での商品委託販売を可能にするもので、商品制作が得意な「ブランドショップ」とセールスが得意な「セレクトショップ」が連携し、各々の強みを活かしたネットショップ運営を実現します。
ブランドショップとセレクトショップの役割
「販売パートナー App」では、ブランドショップが商品を制作し、セレクトショップがその商品を販売する形態を取ります。これにより、ブランドショップは商品制作に専念でき、セレクトショップは在庫を持たずに商品を販売できます。商品の制作、在庫管理、発送作業はブランドショップが担当し、セレクトショップは集客と販促に集中します。
初期機能と今後の展開
現在は、ブランドショップが商品を登録し、セレクトショップが委託販売申請を行う出品・連携機能が提供されていますが、今夏中にはセレクトショップがブランドショップの商品を販売できるフル機能が提供される予定です。これにより、ネットショップ運営がさらに効率化され、ビジネスの幅が広がります。
手数料と報酬の仕組み
「販売パートナー App」を通じて商品が売れた場合、BASEのサービス利用料と決済手数料はセレクトショップが負担します。また、ブランドショップは商品代金の5%をApp利用手数料として支払い、商品が売れた際には設定した報酬をセレクトショップに支払います。報酬率は商品ごとに設定可能で、10%から70%の範囲で調整できます。
ネットショップ開設実績No.1のBASEの強み
「BASE」は国内で220万以上のネットショップが利用するサービスで、その拡張機能「BASE Apps」を通じて、ショップ運営をより便利にする多様な機能を提供しています。新機能「販売パートナー App」もこの一環であり、ネットショップ運営の効率化を図るために開発されました。
今後の機能アップデートと外部連携
今後は、他のAppとの連携や外部パートナーとの協業を通じて、商品の拡散を促進する機能が強化される予定です。例えば、YouTubeショッピング連携機能を活用した商品の発信や、インフルエンサーとの協業による販促支援などが検討されています。
まとめと今後の展望
「販売パートナー App」は、ブランドショップとセレクトショップが連携することで、在庫管理の負担を軽減し、販促活動に注力できる新しいビジネスモデルを提供します。今後の機能拡張や外部連携により、さらに多様な商品が広範囲にわたり販売されることが期待されます。「BASE」は引き続き、ショップオーナーが創造的な活動に専念できる環境を提供し、ネットショップ運営のサポートを強化していきます。